病院の薬剤師募集の現状

病院の薬剤師募集ナビ

病院の薬剤師募集の現状

薬剤師は資格取得の難易度の割に報われない仕事だと言われてきた。
その主な原因は、働く環境が劣悪だった点だ。
ただ薬剤師不足が深刻化し社会問題となっている現状では、徐々に薬剤師の待遇改善が進み、とくに給料面で大きな改善がみられた。
ただ薬剤師の将来性については制度の変更に大きく左右されるため、未知数な部分が多い。

医療の進歩

薬剤の分野は世の中のテクノロジーの進歩を遥かに超えるスピードで進化している。
人は健康問題に敏感であるため、薬一つで莫大な利益を生むビジネスに成長しており、多額の研究費が投入されているためだ。
国の制度も薬剤の進歩を後押ししている。
とくに処方箋料が5倍以上になった1974年を転換期とし、その後も薬剤事業を強力に推進したことで院外処方箋率が飛躍的に伸びていった。
さらに厚生労働省は、薬剤師の業務を調剤をだけではなく、服薬指導や薬剤情報の提供、薬歴管理にまで報酬を与えるようになった。

薬剤師不足の深刻化

薬剤師の業務拡大と報酬増加に伴い、全国で薬剤師の不足が深刻化してきた。
その背景にはドラックストアと呼ばれる全国チェーンの薬局の躍進が大きい。
以前は商店街の一角に小さな薬局が点在していたのが、今では郊外型の大規模薬局が多数出店している。
そのため薬局経営者は「いかにして薬剤師を募集して確保するか」が一番の悩みとなっている。

薬剤師の募集方法の変容

10年前まではフリーペーパーや新聞広告で薬剤師の募集が行われていた。
しかし今ではインターネットの求人サイトで募集するのが一般的になっている。
ただ全国規模のチェーン薬局は、その知名度を生かし独自のチェネルで薬剤師を募集している。
求人サイト経由で薬剤師を募集するのは、多額の資金が必要になるためだ。
小規模薬局では募集のための資金が出せないばかりか、知名度のある薬局に薬剤師を奪われる形となり、後継者不足で次々と閉店に追い込まれている。

薬剤師の復職支援

ネットの転職サイトでは、薬剤師の復職支援プログラムが活発になっている。
結婚や出産を機に薬剤の世界から遠のいてしまった方を対象に、薬剤師として復職するまで手厚い支援を受けられる。
復職支援を受けたい方は、リクルート系の転職サイトに登録してみてほしい。

薬剤師を取り巻く在宅医療

2014年度の調剤報酬改定により、基準調剤加算の要件が大きく変わりました。在宅医療への体制が整っていること、在宅の実績があることなどが条件に加わったことです。これにより加算が取れなくなり、調剤基本料が大幅減になってしまった薬局はかなりあるのではないでしょうか。この改定を受けて薬局が在宅医療に積極的になれば、高齢化が進む中、長期入院に陥りがちな高齢の患者さんが在宅医療へシフトすれば、医療費の削減につながるという国の思惑と、できればプライバシーのない入院生活より、自宅で自由に生活したいという患者さんの思いの両方を満たすことになるというのが改定の目的でしょう。

薬剤師の在宅医療における役割

薬局薬剤師が在宅医療に参加することで求められる役割としては、患者さんの服薬コンプライアンス、アドヒアランスの向上、副作用の確認などです。高齢の患者さんは、いくつもの病気をかかえ、飲むだけでお腹がいっぱいになるというくらいの量の薬を処方され、うんざりしている方がとても多いです。それ故、少しでも調子がいいと自己判断で薬を調節しがちになります。お宅へ訪問してみたら、いつ処方されたかもわからない残薬がスーパーの袋3つ分くらい出てきたなんて話も聞きます。これを薬剤師が訪問し、残薬が出た原因、とその解決案を出すことなどで、無駄に処方される医薬品を整理すれば、400億円の薬剤費の節減が可能との報告もあります。
薬剤師の在宅訪問の始まりは、処方箋発行医から依頼がある場合がほとんどです。形式としても、まず処方医から指示があり、薬剤師が患者宅を訪問、訪問後は報告書を処方医に提出という形で行われます。医師や看護師とともに在宅医療に携わる1人として、積極的に輪の中に入り、患者さんのために薬剤師としての意見を発信したり、互いにコミュニケーションをとったりする必要があります。

調剤報酬改定

在宅医療はやりがいがありますが、調剤報酬改定がされた今でも、それに割く人員コストや、そもそもノウハウを持っていなくて行動を起こせないというのが実情です。
もし在宅医療で活躍する薬剤師になることを目標に転職を考えているならば、希望の会社が、個々の患者宅を訪問しているのか、効率重視の施設訪問で済ませてるのかなど、これまでの訪問実績を確認し、自分の目指す在宅医療と方向性が合っているのかをよく吟味しましょう。

メニュー
HOME 退職手続

先頭へ戻る